薬局ねこのホラーれびゅー

ホラー映画や小説についてユーモア交じりで解説します!!

〈映画〉スピーク(THE SPEAK)

2010年アメリカ映画。監督はエンドレス・フィアーでおなじみのアンソニー・ピアース。
レックやパラノーマルアクティビティなどPOV映画がヒットしていたので人気にあやかって製作された。内容的には監督もPOVは初体験の映画だったため、その手腕が存分に発揮されないものとなってしまった。しかしこの失敗のおかげでグレイブエンカウンターズという名作ができることになった。

主な登場人物
シェリー(スティーブン・ネルソン):
自称映画監督で男(別にオカマでも男の娘でもない)。昔短編で賞をとったが結局一発屋だったため、人気がなくなった。だがそれが納得できず、また一発を狙うことに。実の弟であるルイスとは本人曰く愛し合っているそうなので禁断の関係。ちなみに屋上で慰めあった
決め台詞は某ガンダムマイスターと同じで「神はいない」

ルイス(マイケル・クリンガー):
シェリーの弟でカメラマン。マリアにほれた。

ペイジ(クリスティーナ・アナパウ):
プロデューサーで幽体離脱の経験者。24歳。先行きが不安すぎる今の彼氏についていった自分に絶望し、自ら死を選んだ。

ジャクソン(ブレット・ドノフー):
ごつい音声係。今回のグループセラピーで虐待時の心の痛みを直そうとした。劇中でデーモンと融合し悪魔の力を手に入れた。

エルサ(ウナ・ジョー・ブレイド):
ジャクソンの相棒で音声係の25歳。シェリーのファンで死体から皮膚を剥ぎ取るシーンに興奮した。

マリア(ティナ・カスチアーニ):
黒髪ロングの美人で26歳。モンタナ州出身で祖父はシャーマンで死者と交信できる。金にはめっぽう弱く1000ドル(10万くらい)でシェリーに言われたとおりにゃーんした。


主なあらすじ
売れない映画監督シェリーは一発当てれば成功すると考え、ドン・パークホテルという北米で最も恐れられてる廃墟でドキュメンタリー映像を撮ることにした。しかし、スタッフはアルバイト、ホテル管理人も直前でごねるなどいかにも失敗しそうな雰囲気を始まる前から感じていたシェリーは、金の力を使うことに。金で無理やり管理人に言うことを聞かせ、金で嫌がる女スタッフに無理やりみゃーんさせたりなどやりたい放題であった。
そんな神をも恐れぬやり方についに天罰が下るのであった…

最後に…
過去の栄光にしがみつくほどみっともないことはない。この映画は今を生きる大切さを実感させてくれる映画であった。

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