薬局ねこのホラーれびゅー

ホラー映画や小説についてユーモア交じりで解説します!!

〈映画〉ポゼッション(The Possesion)

2012年アメリカ映画。監督はナイトウォッチ、パラサイトXのオール・ボールダネル。
Posessionとは占有の意味だがこれが転じて悪魔に取り憑かれるという意味である。ちなみに1981年にも同じ題名の映画があるがこちらとの関連性はない。
この映画は実話に基づくある家族の29日間の物語とあるが、内容はホラーではなく離婚後の家庭が悪魔の手により再生していく感動の映画である。

主な登場人物
クライド(ジェフリー・ディーン・モーガン):
バスケの監督。ママに部屋を奪われた。娘の体が悪魔に狙われたので変わりに自分の身体を差し出した。

ステファニー(キーラ・セジウィック):
宝石デザイナー。自分の性欲を満たすために、娘とあまり仲がよろしくない若い男と再婚しようとした。

エミリー(ナターシャ・カリス):
妹だがキャラクターは妹キャラではない。世の虐待におびえる子供たちに夢を与える強い存在である。ちなみに悪魔に身体をみゃーんされた。

ハンナ(マディソン・ダヴェンポート):
エミリーのお姉さん。悲鳴を上げる役割。

アビズー:
エミリーにみゃーんした。これだけ見るとSのように見えるが実は殴られて喜ぶM気質も持ち合わせている。これは長期間拘束プレイをさせられて目覚めたとの説が有力である。しかし、エミリーにみゃーんしようとした母親の再婚相手を成敗するなど優しいところもみせるためツンデレの性質も併せ持つ。しかも1つの家族を再生するためにヒール役を買ってでるなどらしくない優しさを持つ。

ブレット(グラント・ショウ):
ステファニーの恋人で歯科医師。金が目的ではなさそうなのでどうやら熟女好きなようである。エミリーにみゃーんしようとしたら悪魔に怒りを買い、入れ歯にさせられた。

主なあらすじ
離婚し、妻に親権を奪われたクライドは週末ごとに2人の愛娘と過ごすことを楽しみにしていた。また次女のエミリーも母親が再婚しそうな若い男が気に入らず、どうにかならないかと考えていた。あるときガレージセールで謎の木箱を発見し、運命を感じ購入することに。
これがエミリーと悪魔との運命の出会いであった…

最後に…
祈っても神様は助けてくれない。だが、悪魔は何かを犠牲にすれば何かをかなえてくれる。今回のようにエミリーは自分の身体を悪魔にみゅうすることで家族を再生させた。自分の欲望を優先させている親御さんは是非見習ってもらいたい

 

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