薬局ねこのホラーれびゅー

ホラー映画や小説についてユーモア交じりで解説します!!

〈映画〉ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷(WINCHESTER)

 2018年アメリカ映画。監督は新生ソウシリーズを担当してるマイケル&ピーター・スピエリッグ兄弟。ソウということはグロを想像するが安心してほしい。この映画にはグロなんてほとんどないので同時期公開のデッドプールよりPG制限が低い。
アメリカのカリフォルニア州サンノゼにあるウィンチェスター・ミステリー・ハウスを基にして作成された映画。この家は映画の冒頭にあるとおり、38年間24時間365日休まず作られ続けると言うブラック企業もびっくりのことをやらされて作られた。今では観光地でハロウィンのときなどに肝試しパーティーが行われてるらしい。全体は迷路や隠し通路がたくさんあるためそこらへんの忍者屋敷より仕掛けが多いだろう。ゆえに子供でも大人でも楽しめる場所である。

主な登場人物
エリック・プライス(ジェイソン・クラーク):
アヘンやってる精神科の医師。やはり審判の日を体験してしまったためか…すでにメンタルがやられている。この時点で公平な判断が下せるとは思わないが…。ちなみに奥さんにぶち込まれた鉛玉を後生大事に持っている。結果的に良かったが。しかし奥さんは悪い幽霊と言うことだろうか?

サラ・ウィンチェスター(ヘレン・ミレン):
実在人物でウィンチェスター社のトップ。全身真っ黒でインシディアス2にでてくる例の女装癖のある殺人鬼と同じ姿と思ってくれれば分かりやすい。何度も壁にたたきつけられながら何事もなかったように動いていたので防御力は普通の人以上であろう。しかし、何で悪霊の部屋まで作り続けたのかは不明である。

ヘンリー・マリオット(フィン・シクルーナ=オープレイ):
子供は相変わらず霊に取り付かれやすいようである。しかし男の子が取り付かれたのは珍しい。すごいことに銃を撃った反動をものともしていなかったので身体は結構鍛えているようである。

マリオン・マリオット(サラ・スヌーク):
ヘンリーの母親でサラの姪。サラの家系は頑丈がうりなのかやはりこの方も建物が崩れ、執事は即死にも関わらずほぼ無傷である。

ベン・ブロック(エイモン・ファーレン):
袋をかぶるのが趣味。15人くらいみゃーんしたが、明らかに戦闘なれしていない医者にタイマンで破れたり、警察と真正面からやって一人も殺せずやられるなど体たらくが目立つ。勝てるときは自分が武器を持ち、相手が丸腰のときと限られた状況のようである。今までに類を見ないくらいの情けなさである。ちなみに女の子には興味ないようでヘンリーの体を狙い続けている。これは彼の兄弟も同様であった。



主なあらすじ
アヘンと酒におぼれていたプライス医師は金ほしさにウィンチェスター社の取締役サラの精神鑑定を行うことになった。見た目もやることも奇怪なサラに疑問を抱くプライス医師だが自分がやっているアヘンのせいだと思い信じようとしない。しかし、アヘンでは説明できないような状況になっていき…

最後に…
今でも実在しているウィンチェスターハウスだが日本のテレビの紹介のされ方を見るといわくつきではなく観光地のような扱いである(実際そうだが)。みなさんもここを観光される際は以下の注意点をよく守りながら楽しんでください。

注意点
・銃器等殺傷能力のある武器は持たない。
・袋はかぶらない
・立ち入り禁止のところに入ってはいけない(釘13個でふさがれてる扉とか)
・一人で行動しない
・執事を信用してはならない(自分がよく知らない人も)

f:id:new-world-7ct:20190211223158p:plain