薬局ねこのホラーれびゅー

ホラー映画や小説についてユーモア交じりで解説します!!

〈映画〉スペル(DRUG ME TO HELL)

 2009年アメリカ映画。
監督は死霊のはらわたで有名なサム・ライミだが別にスプラッターなグロシーンはない(別のグロさはあるが)。日本語タイトルと実際のタイトルが違う気がするが内容的には両方的を射ているので問題ない。

主な登場人物
クリスティン・ブラウン(アリソン・ローマン):
美人な銀行員。だが老害クレーマーに捕まり、のろわれた。婆にはよく口移しで吐瀉物を飲まされるなどホラー映画の主人公の中では受けた精神的ダメージは歴代トップクラスである。このストレスがきつすぎて自分の愛猫をみゃーんした。結局老害のおかげで輝かしい未来が…。

シルヴィア・ガーナッシュ(ローナ・レイヴァー):
名前と見た目が全く一致してない老害クレーマーで死んでからも他人に迷惑をかけるとても面倒な人。特徴は見た目も中身もやることも汚く醜い。世のクレーマーはこの人の姿を見て自分の姿を客観的に見ていただきたい。

クレイ・ダルトンジャスティン・ロング):
クリスの彼氏。おぼっちゃんで優しい。趣味はコイン集め。

ラム・ジャス(ディリープ・アオ)
自称霊媒師だが、ただの煽り屋。アドバイスも何も意味がなかった。

ショーン・サン・ディナ(アドリアナ・バラッザ)
実力ある霊媒師と名乗りながら大金を払わせたが、結局何の役にも立たなかった口だけの人。

ラミア(悪魔):
見た目に蛇の要素は全くないというか羊。と思ったらFF10のイフリートだった。

主なあらすじ
家のローンの返済が2回も遅れたにもかかわらず、まだローンの支払いを遅らそうとするガーナッシュ婦人は受付のクリスに逆恨みし、彼女が一人のときに襲い掛かる。しかし、自分の肉体年齢を考慮に入れ忘れ、劣勢を強いられたため、第3者に頼ることに。そう、イフリート悪魔である。彼女のこの行き過ぎたクレーム行為が様々な人の人生を盛大に狂わすことになるとはこのとき誰も想像していなかった…

最後に…
クレーマーは何が楽しいのだろうと思えるときがある。優越感にでも浸っているのだろうか、それとも自分は正義だと思っているのであろうか。この映画では悪魔を味方につけていることから分かるとおり悪として描かれている。

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