〈映画〉スタング 人喰い巨大蜂の襲来(STUNG)
2016年。監督はベニ・デイエズ。タイトルやパッケージから分かるとおり、巨大な蜂に襲われるお話。なんか日本版パッケージを見るとB級映画?と思うかもしれないがそれは日本版パッケージのせいである。海外のパッケージはちゃんとしてるからマジで。だが、映画のジャンルは公式にはロマンチック・ホラー・コメディなのであながち日本のも間違っていない。
ちなみにstungの意味は(蜂等に)刺された、である。別に蜂の名前ではないのでご注意を。
巨大蜂について:
小型(といっても体長5cmくらいあるが)が刺す→大きな鉢が生まれるとエイリアンを意識したような感じ。ちなみに生まれるサイズはこの時の宿主のサイズに影響される。つぶしても硫酸みたいな液は出ないのでご安心を。食事は人間の肉。
モデルは地面に巣、スズメバチのような見た目からオオスズメバチがモデルと思われる。
余談だが、クロアナバチというオオスズメバチを小さくしたものは猛毒だが淡白でクリーミーな珍味として日本でも食されている。
脱線したが、なんでこんなん生まれたのかというと…
成長ホルモン入りの庭園用の肥料で突然変異したと思われる。ちなみに衣服等は消化できないようである。
弱点:怪物映画によくある爆発だよ。
主な登場人物
ジュリア(ジェシカ・クック):
あだ名は船長。ケータリング(1981年創業)の経営者で、メガネっ子、お色気担当といろいろ属性を持つ。男がギターで殴りつけてもびくともしない巨大ハチにけりを入れて撃退、椅子で殴りつけて殺害したうえ(作中では唯一蜂を殺した)、素手で殴り飛ばしもする今作中最恐の人間。
ポール(マット・オーレアリー):
バーテン、大道芸、荷物運び担当。スケベ心満載で何かと抜けている。ジュリアが好きなのに離婚寸前の女に心動かされた。ちなみに女性にもてるが遊び相手しかいないらしい。
ジュリアに男として見られてないと嘆いていたが、劇中助けられてばかりなので当然だろう。特に生かせてないがライフガードの経験がある。
ハチとの戦闘中何回アイスピック手放すねん!と思ってはいけない。犬を飼っている。
「ガッデム!」
「人が惨殺される姿を見たら飲まずにいられない。」
フローラ(セシリア・ピラド):
アルゼンチン人のおばさん。結構いいひと。だがいかれた婆さんのおかげで重症になり、さらにえらい目に。
ラリー(ダニエル・リッゾ):
演奏担当。常にその場にあった演奏を行うできる男。いいやつだったがシドニーのおかげで…。
シドニ―・パーチ(クリフトン・コリンズ JR):
ロン毛と眼鏡がトレードマーク。片足を引きずっているように見える走り方をする。こいつのせいでこの物語は生まれた。てっきり早めに処刑されるかと思ったが予想に反し…何かよー分からん変化を遂げた。ちなみにファザコンで、ポールに新しいパパになってもらおうとした。
「君が新しいパパだ」
ミセスパーチ(イブ・スラトナー):
シドニーの母親。ポールは死んだ旦那に似てるらしいが、絵を見ると…。ちなみに今日のパーティーはこの旦那のための恒例行事。地下室が嫌い。
パーシー:
穴掘りが得意な白い犬。最後はコクーンのように…。
市長(ランス・ヘンリクセン):
今回のガーデンパーティーを死にかけのパーティーと評した。来年再出馬パーティーを開こうとしている。メキシコ人が嫌い。ちなみに漏らした。昔朝鮮戦争で第9歩兵隊だった。
かっこいいこと言ったら死亡フラグだった。生命力はいろいろとおかしい。
「私が行こう」
主なあらすじ
ポールはケータリング会社を経営するジュリアとともにパーチのガーデンパーティーを仕切ることに。
この仕事を失敗すると後がなくなるので気合を入れるジュリア。だがポールはせっかくのグラスを蜂一匹のために割るわ、離婚寸前の女に鼻の下伸ばすわやりたい放題。
なんやかんやでパーティーも終盤に近付くが、そのとき急患が!その場の医者は産婦人科医で役に立たない。とりあえず運ぼうとするがその時にたくさんの蜂が襲い掛かってきて…。
最後に…
みなさんも肥料に変なものを混ぜるのはやめましょう。まあ、巨大な蜂の子が食べたいというのなら話は別だが…。