薬局ねこのホラーれびゅー

ホラー映画や小説についてユーモア交じりで解説します!!

〈映画〉のぞきめ

2016年4月公開。「~もの」系のタイトルで有名な三津田信三によるホラー小説をトリハダの三木 康一郎を監督において映画化したもの。トリハダは人間の恐怖を描いてるので少し専門が違うのでは?と思われるかもしれないが、安心してほしい。この監督はこの後、恋愛小説、マンガ原作の作品も見事に実写映画化させている。ちなみにWebpediaはこの世に存在しないよ。


主な登場人物
三島綾乃(板野友美):
某アイドルグループの元メンバーと言うのは演じてる人のこと。
主人公。職業はTV関連の何か。ちなみに霊を目の前にし、カメラで撮り続ける!のような発言をしたカメラマンの鑑でもある。津田とつきあっている。
ちなみに叫び声は「あああああああああ!」
女が目の前で車に引かれ、上半身が一周した死体を見たにもかかわらず、真顔から笑顔へ変化したので、スプラッター趣味の持ち主の可能性もある。
また恋人との関係であるが、婚約間近かと思いきや部屋の合鍵は持っていないなんともフシギな関係である。
ヤンデレで、最後は自分から婚約指輪をよこせとまで言っており彼氏を恐怖させた。

津田信二(白石隼也):
主人公の彼氏。まだ売れてない小説家。小説は怪談とミステリを融合させたものらしく、この映画の小説の方と同じジャンルであるから、作者の気持ちがこもったキャラである。
性格はヤンデレ彼女を受け入れられるほど、懐が深い。
しかし、彼女のマンネリ解消のために連れてこさせられ、洒落にならない目に。
最後は(当然ではあるが)元彼女にびびっていたが、この経験のせいか約半年後に丸太で吸血鬼を殺しまくるほどの実力者に。

スズ(石井心愛):
ヒロインでラスボス。別名のぞきめ。おそらく能力はこの映画中トップクラスで万華鏡写輪眼と瞬歩の使い手。趣味はのぞきで視姦プレイを好む人にとってごほうびである。ちなみにたれ目で笑顔はとてもかわいい。
なぜか女の子に自分の体液をかけるのを好む。母性を求めている。

城戸 勇太郎(小澤亮太):
最初の被害者。なぜこうなったかの原因は人気のないところを求め、ハイキングコースをはずれ、人気のない村を訪れ、行為に及ぼうとしたところをのぞかれたため。

岩登 和世(入来茉里):
大学生で彼氏と人気のないところに行ったため、写輪眼の餌食に。ちなみに顔射された。最後は車に…

あらすじ(ネタバレあり、時系列変更)
第1部
大学生カップル城戸 勇太郎と岩登 和世は刺激ほしさに、ハイキングコースをはずれ、六部岬を訪れる。そこで、人気のない村(ともらい村)を発見し、行ってみる事に。そこでみゃーんな現場をのぞかれ、それがトラウマになってしまう。城戸は精神的に耐え切れず、ベッドの下に隠れるも自殺。
カメラマン?の三島綾乃(主人公)は自殺現場にネタがないか探しに行くがそのときに城戸の恋人の岩登に出会う。岩登は元彼の部屋に合鍵を使って不法侵入するものぞきめ少女に排水溝から顔射をくらい、恐怖で逃げ帰る。急に逃げ帰った岩登が気になるも、自分も刺激を求め、彼氏とともに向かうことに。

第2部
彼氏(津田信二)とともに村を探すも、すでに村はダムの底に。六部岬になんもないなーと思いきや修験者の格好した女の子に彼氏がみつめられる。ちなみに余談ではあるが、彼氏の台詞から村に行く前日にみゅーんしていたと思われる。
その後、彼氏の調べでのぞきめとは六部殺しと関係があることが発覚。ちなみに六部殺しとは、親切心を装い、坊さんを泊めてやっちゃうこと。
※六部岬はぬーべーにもでてきた七人岬と名前は似ているが一切関係ない。
だからこの本の作者に会うことに。作者は昔その村に訪れていた。そこで驚愕の事実を知ることに。なんと地下室に幼女監禁を行っており、近年はやった虐待親もびっくりの所業を行っていた。その後、女の子を無事に救出するも、おにぎりくらいしか長年貰ってなかったせいか天に召される。その後、村の住人一同も仲良く三途の川を渡ることに。

第3部
綾乃はのぞきめ少女が「助けて」と言っていたような気がしていたので、苦しみを分かってあげればOKとその場で言い、内心はすごいスクープ映像が取れるのではと期待がこみ上げていた。
そのまま、六部岬に向かうとスズがいたので、
「あなたの悲しみ、苦しみ、恨み全部聞いてあげる!」など某高校野球ドラマの監督にそっくりの発言をし、ビデオカメラをとり続ける宣言をした。
この言葉を聞き、普段は自分が視姦プレイを行っていたが、相手に見られるという新たな道を開いた。
第4部
新たな扉を開いてしまったスズは、感謝の意をこめ、自分の過去を綾乃に見せる(写○眼による幻覚)ことにする。
これにより、村人にスズは母と一緒にみゃんされたことが発覚。しかし綾乃はビデオカメラにそのシーンおさめることができず、スズの怒りを買ってしまい…

エピローグ
信二は自室に引きこもっていると、綾乃が現れ、婚約指輪をよこせとせまられ…


備考
のぞきめ:
ただのぞくだけなので実害に関しては一切ない。もともとはヒトの手から森林破壊を防いでくれるものなので環境保護論者にとっては大きな味方である。
しかし林業しかやることがない村では森林破壊は生きる上で必要なのでのぞきめのせいで六部殺しなのか六部殺しのせいでのぞきめなのか判断が分かれている。

ともらい村:
よそ者をかなり嫌っている。近年問題になってる村八分を極端に体現している村である。
親子みゃーんと幼女みゅーんを好むやばいところ。

 

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