薬局ねこのホラーれびゅー

ホラー映画や小説についてユーモア交じりで解説します!!

〈映画〉フォービドゥン呪縛館(THE DISAPPOINTMENTS ROOM)

2016年アメリカ映画。監督はD.J.カルーソ。
タイトルのフォービドゥンを訳すと禁断のである。ゆえに禁断な呪われたものに縛られた館である。このタイトルとパッケージから美女が縛られるものと想像したあなた、全く違います。子持ちの母親が狂って行くさまが見れる映画です。ちなみに真のタイトルを訳すと失望の部屋になるが、こちらのほうが内容はあっている。何でタイトルを変えたのか…

主な登場人物
デイナ(ケイト・ベッキンセール):
自分で立ち上げた会社(社員は1人)の建築家で今回の舞台のリフォームを行う。昔、寝てる間に自分の娘を圧迫死させ、それが原因で鬱→自殺未遂の堕落の一歩をたどっていた。

デヴィッド(メル・ライド):
めがねとひげがトレードマークの夫。奥さんとの夜の運動が大好きで、台詞と行動から常時身体を狙っていることが分かる。だがいいパパ。
ベジタリアンの息子へ「動物を撃てないなら、スイカを撃てば(笑)」と言い放った。
仕事はテレビゲームをしながら妻を観察するのが仕事、ようするにヒモである。

ルーカス(ダンカン・ジョイナー):
デイナとデヴィッドの息子で、親が目の前で熱々のキスを見て若干引いている。ベジタリアンでイチゴ味のアイスが好き。コスプレ好きで今はウルヴァリンにはまっている。

ベン・フィリップスjr(ルーカス・ティル):
近所のおばさんの印象では飲んだくれの父親と違い腕はしっかりしてるらしい。確かに見た目はイケメンだが、夫と息子がいる妻に対し、性的関係を持ちかける不誠実な男。そんなことをしたせいか、変態判事によって後ろから襲われた

ジュディス(マルシア・デルース):
図書館に住んでる老女。余計な親切心のおかげでデイナが狂い始めた原因の一端を担った。

ブラッカー判事(ジェラルド・マクニー):
実の娘がにゃーんだったため、恥と考え、大阪府の例の事件のように娘を監禁した。だがあの事件より部屋のスペースは広いし、窓付き。しかし、最後はみゃあを何度も娘につっこんで出血死させた鬼畜な男。しかもショタコンでルーカスの寝込みを襲った。しかし、因果応報か自分も同じ場所に何度もつっこまれて血だらけに。

ラスカル:
名前はアライグマだがペルシャ猫でとてもかわいい!風呂に入ってもおとなしい良い子。時々鳴いてくれるけど子猫みたいでかわいい。いや、ほんとに。だけど最後は変態判事の飼い犬によって…すごく…かわいそうな目に…。

アモス
ブラッカー判事の飼い犬で見た目は真っ黒な大型犬。しかし、主人以外を襲うとはどんな躾をしてきたのか…。また戦闘力は女性1人にやられたので能力値は結城の飼い犬の巴の下位互換であると考えられる。

主なあらすじ
実の娘を不幸な事故により失ったテディはデヴィッドの心機一転の案でミシシッピの郊外に引っ越すことにした。しかし、その家は過去にブラッカー判事と言う実の娘ににゃーんする鬼畜な男が住んでいた。この男が過去に残した遺物や近所の不誠実なイケメンによりデイナの日常は次第に狂わされていくのであった。

最後に…
ホラー映画なのかと言うと微妙だが、幽霊?らしきひとは出てくるのでホラーなのであろう。猫は最後まで登場してほしかった…。家庭は簡単に崩れ、再生は難しい。それが時間できる映画でした。

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