薬局ねこのホラーれびゅー

ホラー映画や小説についてユーモア交じりで解説します!!

〈映画〉 こっくりさん 恋獄版

2014年日本映画。監督は竹川透。
一言で言うとホラー映画風反社会純恋映画である。
恋獄版というサブタイトルがついているので、恋愛もの?と思った人も多いだろう。
そう、浮気や不倫を行っている人たちには是非とも見習っていただきたい純恋が描かれている。

キャッチフレーズは

「全ての人間を愛する」

主なあらすじ

霊感が一切生かされない不真面目で反社会的な思想の持ち主の大学生・鏑木恭也は、幼なじみの黛典子とした“こっくりさん”で、コインが勝手に動き出し“ミ・ナ・ゴ・ロ・シ”とコインが動いてしまう。そして、鏑木の周りで次々に人が死んでいき、2人が行き着いた先には、かつて誰も味わった事がない、真の恐怖愛が待ち受けていた・・・。


主な登場人物

※注意:今回キャストや劇中の名前が不明な連中がいるがこれは全てこっくりさんみゃーんである。

鏑木恭也(関野翔太):
あらすじにある通り、霊感が一切生かされない不真面目で反社会的な思想の持ち主で前科者の大学2年生。
取り柄は霊の存在(特に恨み持ってるやつ)を感じ取れる力を持つ。
ぐーたらな割にはこっくりさんを筋肉の付随運動と解説するなどインテリである。しかし本来の実力はさもばれないようググり、解説するのその演技力。だが、こっくりさんを信じす、自分もやったため呪われた。
ちなみに遠くの声を聞き取る能力を持っているようで、その場にいないのに現れたときに前の会話をつなぐ発言をしている。劇中最終盤でこっくりさんのおかげで、純恋を見てしまい、愛ゆえに罪を犯した自分と重ねて冷静さを失った。

「みんな…ごめん」

黛典子(星名利華) :
きょうちゃんの幼馴染でJK。自分の後輩がストーカーされてる話を楽しそうに話す、幼馴染の首を騎乗位の状態で絞めるなど、ドSな面が目立つ。しかも後輩が死んだときなど笑顔を隠しきれていない。が、これらはこっくりさんのせいである。実の兄は近親みゃーんが好き。

藤村麻美:
典子のバレーボール部後輩。小学校のころの友達とこっくりさんやったおかげで人生が狂った。ふざけて自分らに彼氏ができるかを占うという、純恋精神をばかにしたような行動をおかしたため、こっくりさんの怒りを買い、みなころしの宣告をされた。ちなみに妹ゆみこはすでにやっていたんので車にはねられる。母親に溺愛されている。
ちなみにホラーには珍しい銃殺であの世に。まあ、こっくりさんのせいだけど

ひろおのぼる :
典子のおじさんでこの映画の真の主人公。38歳で市役所勤めで実家で母親と2人暮らし。何にも関心を持っていないといいつつ、JKに対し手錠を使った拘束プレイが好み。これもこっくりry
実は結構持てるようである。まあ、言い寄ってたのは結構人間性に問題あるやつだったけど…。

「俺も狂うことでしかこの社会に存在することができない。」

徳永博信:
他人の話に勝手に入ってくるあやしい警察官。常にひょうひょうとした態度で挑発するが、実は胸に熱いものを秘めている。こっくりさんはただの社会不適合者で以上殺人鬼の皮をかぶったタダの人間と評した。体力は年のせいか、おっさん一人を満足に尾行できないし勝てもしない。人間の本性が知りたくなったのになぜか警官になった。ホラーには珍しい刺殺と首ゴキをされる。これもこっくりry
「結局は…おれがおかしかったのさ。」
「だから…考えるのを…やめた!」
「この社会で生きるためには、自分を腐らせるしかないんだよ!」

まゆこ(小日向雪):
典子の後輩で初期で出番がなくなったせいで、後半に無理やり出番を作った。これはこっくりさんのおかげである

かほ:
典子の後輩で一番かわいい。こっくりさんを見ても冷静に対処していたすごい子。ちなみに読唇術の使い手。思いが強いのか死んだ後に「私の仇とってください!」とメッセージを伝えた。最後はジャッジメントチェーンでも発動したのかよー分からん死に方をした。これもこっくりさんのry
こっくりさんが私の方見てる」

麻美のおかあさん:
男は女の顔しか見てない、ほしいものは奪って当たり前!という性格をしている。これは自業自得である。


こっくりさん(華月綾香):
この映画の真のヒロイン。心臓を両手で挟み込んで殺す変わった殺し方をする。

広尾やすこ:
「人間じゃない」が口癖。自殺したひろおじさんの妻。魔界転生によりこっくりさんに生まれ変わった。
「この世界には法もモラルもないのよ」


鏑木恭也の同級生:
終盤に唐突に出てきた。名前も出てこないが株のディーラーか何かだと思われる。
必死に頼み込んだらエッチなお願い以外は受け付けてくれる。この人はこっくりさんとは全く関係がい。

最後に…。

こっくりさんじゃない感が強い映画だった。まあ、久々にいい恋愛ものを見せてもらったけど。