薬局ねこのホラーれびゅー

ホラー映画や小説についてユーモア交じりで解説します!!

〈映画〉キューブゼロ(CUBE ZERO)

2004年カナダ映画。監督は2のみゅうをものともしないアーニー・バーバラッシュ。タイトルから想像できる通り、CUBEの原点。2の結果を鑑みて、無理やり1に合わせた。この異常な変化はゲッター線を浴びない限り不可能であろう。
今作ではCUBE、CUBE2に続く3作目で完結編ということでCUBEの謎が明かされる!かに思われたがぶっちゃけ何もわからない。CUBEの管理者が出てくるが、立ち位置的には帝愛の一番下っ端の黒服レベルである。ちなみにその上の一見利根川クラスと思われる人物が出てくるが、立ち位置的には遠藤クラス、能力的には村岡以下である。そんな連中を見たところで、兵藤レベルの存在を拝目るわけではなく、みゃーんに終わってしまう。

CUBE2との違い
・2で不評だったので1に近い手動の扉に戻した。
・明かりは雰囲気を出すために薄暗くした。
・服装は元の囚人服に戻った。
・数字の謎解きが復活した。

主な登場人物

[管理者]

ウィン(ザカリー・ベネット):
めがねかけたヘッドフォンの監視員その1。絵をかくのが得意で、コミケに応募できるレベル。頭はとてもいいが、夜が怖く、悪夢を見る。ちなみに人妻好き。妙な正義感を出したために人生を棒に振った。仕事の契約を破りまくっているので企業としては雇いづらい人材である。

ドッド(デヴィッド・ヒューバンド):
あだ名はチェスマンのケツ顎のおっさんで監視員その2。。敬虔な信者(アーメン)で、眠りながら夢を記録できる特技を持っている。マニュアル人間の代表だが、相棒のおかげでルールを破り、大豪院邪鬼のような目にあった。

オーウェン(トニー・マンチ):
具合が悪くて欠勤中の監視員その3。バンダナがトレードマークで神を信じてなかったので怒りの炎に飲まれた。

チクリス:
日差しが強いところを旅行中の監視員その4。子供2人の写真を仕事机に飾っていたが、自分の子供ではないらしい。ロリコンか? 同僚が骨を見て分かるほど特徴的な骨格を持っているようだ。

ジャックス(マイケル・ライリー):
右目が義眼でオールバックの一見できるふうのどSな中間管理職。優秀なSPが2人(フィン、グイグリー)いる。利根川も言っていた部下の名前を覚える重要性分かっていないため、当然能力もそこが知れている。というか3文字も覚えられないって…。部下は無能と思っているので強気だが、上司にはとても弱い。しかし無能と思っている部下の嘘も見抜けないなんて…。特技は麻酔の息を吐くこと。

量産型兵士:
頭にチップが埋め込んでおり、それを利用して操られる存在である。痛み抑制できるが、股間には適用できないらしい。

 

[被験者]
レインズ(ステファニー・ムーア):
アンナという娘がいる政治犯ストライキやりすぎたおかげでキューブに入れられたが、自分は何も悪くないと思っている。ちなみに今作の背負い投げされる人。

ハスケル(マーティン・ローチ):
なぜか額にマークがある軍人。女性を背負い投げして唾を吐かれた。黒人禿。今作の妄想暴力野郎担当である。

メイヤホールド(マイク・ナーギャング):
デブ。トラップに引っかかって指3本くらい失った。3時間前のことの記憶はない。常に冷静だが、マザーテレサに引っかかれて感染したときはさすがに動揺していた。禿に突き落とされた上、超音波で吹っ飛ばされた。

ジェリコ(テリ・ホークス):
自称マザーテレサ。針刺されて溶かされた。

バートク(リチャード・マクミラン):
中年。くつを投げて罠を確認するのをシステムと表現した。しかし早急にバラバラに。

※CUBEの職場について
規約は絶対である。ちなみにどこぞの地下強制労働のように外出する権利は与えられないうえ、食事はカプセル1つというブラックぶりである。
ちなみにCUBEに参加するモルモット被験者は同意書にサインして参加しているため、あくまで本人の意思なのである。そう、例え薬で意識朦朧とさせてサインさせみゃー
ちなみにこの会社の特徴を以下に示す。
・会社のシンボルマーク→I これは被験者の体にも入れたり、扉にも入れたりなどこだわりが強い。
・上司との連絡→ダイヤル式の電話でしかできない。ちなみに上司からの連絡は紙に書かれた1フレーズだけである。
・規約を違反したものは頭を改造され、青い部屋と飴が大好きになる。
・実験と言いつつ、被験者がクリアしそうになったら人食いパチンコより卑怯な妨害に出る。
・清掃業者を雇えないので、キューブ内をリセットモードと呼ばれる安直な方法で無理やり清掃している

※今作の暗号について
さすがに数列は難しかったので小学生でも分かるアルファベットに変更された。
例:C,I,Aの場合、アルファベットの順番の数字にすると(3,8,1)となり、これが座標となる。
ちなみにこれに気づく人は被験者の半分以下らしい。みなさんも見落としにはご注意を!
出口だが、初期CUBEと違い1辺は25のようで26、すなわちZがあるところが出口となる。
当然部屋は移動している。しかも管理者の気分で変更できるため、予想は不可能である。
だが、清掃時は初期位置に戻るため、そこがチャンスである。

※出口について
[被験者側]

真っ暗の部屋で拘束され2つの質問を受ける
1,名前
2,神を信じるかどうか→だれかYESと答えてみてくれ

[管理者側]

上級技師2名が必要だが、上司の権限でそこらへんはうやむやになる。だが、正式なものは文書の契約内容なのでみんなは決して従わないように!
1,出口部屋の被験者を確認。
2,質問をする→問2の答えで→YES、NOのボタンのいづれかを押す。NOのスイッチを押すとアツッ!!。

主なあらすじ
ウィンはブラックすぎる自分の仕事に嫌気がさしていたため、漫画のイラスト書くことで気を紛らわせていた。すでにかなりの画力を身に着けていたが、1日外出券も与えられないため、世間に発表することができなかった。ある時、自分好みの人妻が実験に参加し、彼女に自分の漫画のモデルになってもらおうと決意する。今、自分の夢をかなえるため、ルールを破る時がやってきた。

最後に…
結局何のためにキューブを作ったかわからずじまいである。金持ちの娯楽でも残酷シーン収集でも何でもいいが、目的ははっきりさせてほしいものだ。みんなもこんな中途半端なみゃみゃは絶対ーんみゃー
ぜひ見てください!!

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