薬局ねこのホラーれびゅー

ホラー映画や小説についてユーモア交じりで解説します!!

〈映画〉CUB 戦慄のサマーキャンプ (WELP)

2014年ベルギー映画。監督はジョナス・ゴーファートという人で初めて映画を作ったらしい。内容はみゃーんだけどシッチェス・カタロニア国際映画祭というもので監督賞を受賞した。ちなみに日本の映画では「彼岸島 デラックス」も出品されたことがある。
内容はサマーキャンプしに来た子供+大人が謎の殺人鬼にやられるという13日の金曜日にでてくる殺人鬼によく似た設定である。
※CUBの意味は(肉食獣の)子供とボーイスカウトの少年の意味があるがこの映画ではどっちも正しい。また劇中では主人公たちが所属するクラブの名前でもある。そして本来のタイトルであるWELPは「わあ」とかの悲鳴である。

主な登場人物
サム(マウリス・ルイテン):
帽子がトレードマークであだ名はトラブルメーカー。虐待経験のおかげで寝るときはナイフを手放せなくなったが、奪い取られても気づかない。ちなみに趣味は覗きで、木の上から双眼鏡でも、バスのドアの隙間からでもどこでも行える。地上最強の生物の言うようにカイと最高のコミュニケーションを行ったので、言葉を交わさなくてもわかりあった。そのおかげで初めての共同作業では右腕を負傷させた獣を叩きのめした。そのときの戦友から受け継いだ仮面は一生の宝物であろう。

クリス(ティトゥス・ヴォーフト):
怪事件が多発している地域でわざわざキャンプを行った監督責任がとても大きい人。ちなみに地図を見るのは苦手。子供の言うことを全然信じない。一度使用した武器を手放すという愚行を犯し、秒殺された。
「快楽のために殺したんだろう!」→虐待された子供に向かって言いました(怒)

ピーター(ステフ・アーツ):
金髪オールバックでちょび髭の副長。子供乗せてるのにながら運転で人を撥ねかけた。ちなみに自分よりも弱いものをいじめるのが得意で、虐待によるトラウマを抱えている子に馬乗りで暴力をふるったり、犬をけしかけたりとやりたい放題。最後はピタゴラスイッチのしかけで十字架の下敷きに。

ヤスミン(エヴェリン・ボスマンス):
金髪ポニーテールのヒロイン。ピーターの恋人らしいが、クリスからも狙われている。はっきり言って男を見る目はない。犬に見られながらの野外セックスが好み。サムを心配していたが本音は責任を取りたくないだけだった。猫を用いた斬新なトラップにより捕まった。最後はみゃーんを前後から突っ込まれ痛がりながら天に召された。

ドリス:
眼鏡でロン毛。腕立ての罰を変わってあげた。アイコンタクトでサムの言いたいことを理解した。切れ者で冷静。

ダヴィッド:
カブ隊組長。性格はジャイアンだが体格はスネ夫。どこぞの国のみゃーんのようにほかのやつに逃げるなと言い、自分は逃げてほかの連中は見殺しにした。。

ミカエル:
ちょいぽちゃ黒髪。ソフィでみゃーんしているらしい。ちなみに上半身裸で寝てたのに乳首を手で隠すシャイボーイでもある。

少年A:
黒髪の少年。スクリームの映画が好きな子供。ヌード雑誌をカバンに忍ばせていた。

少年B:
金髪。結構美声。

おでぶちゃん:
キャンプ地の管理人。体格に合わないバイクに乗っており、最初の被害者かと思われたらうまく回避した。と思いきややっぱり駄目だった。

カイ(ギル・エエッケアート):
ジェイソンに影響を受けた仮面をつけたは上半身裸の少年。子供の体に自分の体液をつけるのと女性の服を嗅ぐのが好き。あとピタゴラスイッチのような特殊なギミックが好き。ツリーハウスに住んでいる。

2人組:
マリオカートの練習を勝手に私有地で行っていた。粋がってた方は亀の甲羅ではなくハチの巣をぶつけられて退場した。

ゾルタン:
犬。サンドバックになった。

謎のおっさん:
ピタゴラスイッチ並みのしかけを作る能力は有しているが、やられる側になると全く対応ができない。そのおかげで半分丸焼きになった。正直何が目的だったんだろう…

主なあらすじ
少年たちはキャンプへ行くが、おとなしい少年、サムはよくあるいじめにあう。しかも大人も精神面では子供なので何の役にも立たない。しかし、サムはここでカイ(サムが勝手につけたあだ名)という少年に出会う。これはサムにとって運命を変える出会いとなった。

最後に…
この映画は少年の暴力シーンがたっぷり出てくるので思春期の子供に見せるときは気を付けましょう。
あとピタゴラスイッチは本来楽しむためのもの。決して人を傷つけるものに利用しないようご注意を。

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